イップマンってドニー・イェンのやつ？ってレベルで彼に対して知識がないのと時代背景を特に知らないから話の筋を追うのが大変だった。基本はカンフーのお家騒動的な題材なのでぜんぜん興味をそそられない。ただ、カンフーシーンは素晴らしい。雨とスローモーションを駆使したアクションは正に芸術。そもそもカンフーは動線が綺麗で型にピタッとハマった様式美があると思うので、観てて面白い。前半の方向性の違いも恋愛も全て拳を交えて！みたいなノリは好きだったのだが…
イップマンの家族の話はチラ見せ程度にしか出ないし、どっちかって言うとルオメイの話だった。クライマックス(的なシーンはなく実際はちょい前くらい)のバトルもルオメイな訳だし。あと、カミソリがイマイチよく分からないんだけど登場させる必要あったのか？別に本筋に関わらないのでとても浮いていた。史実を脚色してる以上仕方ないのだろうが、あったことそのまま書きましたみたいな構成で脚本は好かない。アクションは好き。
↓このサイトが言いたいこと・分からなかったこと全部言ってた。これに尽きる
http://www1.kcn.ne.jp/~pop/spcpm/f02k/the_grandmaster.html
