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ブッチ・キャシディ 最後のガンマンのとぽとぽのレビュー・感想・評価

3.5
もし我らがブッチ・キャシディが1908年に死んでいなかったら、生き延びていたら? --- という点に着想を得て描かれる彼の晩年 = ブラックソーン。時を超えてそれを無理なく実現するのは、いぶし銀サム・シェパードのハマり役。当たり強めなブッチ・キャシディ、そんな彼がまたしても新顔と逃避行へ。エドゥアルド役にエドゥアルド、あとヤナがかわいそう。それと回想に出てくるサンダンス・キッドがちょっと弱そう。実際の写真を見たら似てはいるけど、どうしても我らがロバート・レッドフォードと比較してしまって。ニコライ・コスター=ワルドウは確かにサム・シェパードに似ている、そして言わずもがなべらぼうにイケメン(だから仲間に囲まれた彼に寄る最後の止めコマも画になる)。にしてもザ・ビデオスルーみたいな安っぽく微塵も作品・登場人物"ブラックソーン"への愛を感じない邦題。いまいましいボリビア。

男には2つの瞬間しかない、家を出るときと戻るとき、他はすべて"その間"「俺の死後にしてくれ」俺は自由だ、最高に豊かさ「君の生存はかなりの大事件だ、君の銃殺以来」親愛なるライアン、もうすぐ帰郷する、ライアンおじさん「死んでてくれたほうがよかった!」そんなウソを信じたのか!「俺たちは死んだと思われてるが、しぶとく生きてる」ガッデム・ボリビア "Here you are!! Here you are!!" "Here I am." "What's the fucking difference!!?" この辺りは遭難が多い、君は彼を助けた
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