おれんじ

クロニクルのおれんじのレビュー・感想・評価

クロニクル(2012年製作の映画)
3.7
青春×超能力×アクション。
主人公のアンドリューは、友だちゼロ、家には病気の母親がいて父親には暴力を振るわれる毎日。
ある日同級生と共に突然超能力を手に入れ、能力を試しながら楽しく過ごすうちに3人には友情が芽生えるが…。

84分の短さで起承転結はっきりわかりやすい構成。序盤は退屈に感じましたが、尻上がりに面白くなります。
高校生が撮るビデオ目線という設定を崩さずに物語は進み、それが意外と見やすかった。

超能力アクションを見せつけるだけでなく、高校生らしい調子の乗り方、家庭への不満、思春期の葛藤やコンプレックス、能力の使い方、これらを上手く活かした3人それぞれのキャラクターが良い。密かに作品に込められたメッセージも深い。

主人公(デイン・デハーン)が若かりし頃のディカプリオに見えました☺️
おれんじ

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