決して爽やかな感動は味わえない。
ミシェル・ゴンドリーさんの『エターナル・サンシャイン』には切なく打ち震え、もはやケイト・ウィンスレットは女神にさえなってしまった。忘れたいけど忘れたくない。そんな得も言われぬこころのざわめきがあった。
まぁ、奇を衒うというか、策を弄する人なので、少しズれるとしっくりこない事がある。今回はその最たるケース。
学期末日の帰りのスクールバスの中の出来事、というより、バスの中で高校生たちに語らせていく。バスの中でなくとも勿論よかったんだけど、徐々に画面から退場させるには、バス停を利用していくことで効果を出してんじゃなかろうか。寂しくなっていくからね。
女王様キャラの女の子、どこかで見たことがあるんだけどな。