空の落下地点

ヘンゼル&グレーテルの空の落下地点のネタバレレビュー・内容・結末

ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

これはまず死刑の肯定になっちゃってるのと、アメリカがイスラエル支持してる現在の状況とばちばちに被ってる。報復の肯定にもなってる。
映像はめちゃくちゃ美しいです。ティム・バートンとジャン=ピエール・ジュネがいなくても彼ら風のことがやれるのは、昨今の良い潮流です。
ミーナはお母さんと同じ白い魔女だった、っていう意味だったんだね。あの夢から覚めた後の台詞は。
白い大魔女は継承済みだったからお母さんは心臓不要で燃やされたのか。
銃弾に薬かけると威力が増すと書いてある書物。もしお母さんもそれ持ってたらねー。
ミーナの殉死は普通に泣けた。あとトロールとオタクが最終的に優良雇用になるのは良かった。でもちょっと、善の圧力も感じる。善く生きないと殺される。
これ命乞いしても殺すよっていうアメリカ風刺、セルフ風刺の可能性あり。
空の落下地点

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