いちじく

キャビンのいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

キャビン(2011年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

大学生5人が山奥の小屋に遊びに行くが、彼らを怪物への生け贄に捧げられるために仕込まれたものだった。
全世界支部でどれか一つでも怪物による殺戮儀式が成功すれば邪神は鎮まるはずだがアメリカ以外の支部は全て失敗。
アメリカで儀式が成功しないと世界は滅びるが愚か者マーティと処女ディナが生き残り、アメリカ支部に潜入してしまう。
真実を聞いた二人、、、ディナはマーティに銃を向けるが失敗。邪神が復活するのを肩を寄せて眺める二人。


久しぶりの視聴。初見時ほどの衝撃は無いが後半のお祭りモンスターパニックへの急展開は何度見てもワクワクする。しっかりクオリティが高かった。

時代の流れによって古きお約束のシナリオが成立しなくなり、それに不満を持った神々(怪物達)が世界を崩壊させる。
「俺なら友達を死なせて生き残るよりも変化を受け入れるけどな」
「人類は道を譲る時が来たのよ」
古きもの達の不満が表出するのを変化としてるのが面白い。大抵は「新しい価値観」の潮流を抗えない流れとして
変化と呼ぶものが大多数なのに。
犠牲になることを拒否した「新しい世代」が封印されていた「古きもの達」を世界に解き放ち混沌と化す。
=ポリコレ映画に不満を持った老人達がぶちギレて現実世界で暴れまわる?

ほぼ処女ってどういうこと?
ガソリンスタンドのオジさんはちょい役だった。
世界が滅びるかどうかの仕事なのにだいぶ雑。

「どうせ社会は崩れるのに、俺達皆ビビりすぎじゃないか?」
いちじく

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