ジーナ

ローラのジーナのレビュー・感想・評価

ローラ(1981年製作の映画)
3.9
ファスビンダーお得意なメロドラマ。
しかし、過去作より大衆性が増している。

戦後の西ドイツ。
とある市の建設局長フォン・ボームはローラという女性に恋心を抱く。
しかし、彼女の真の姿は娼婦であり、ボームの同業者の愛人であった。
道徳心を重んじ、夜遊びとは無縁の彼はローラの正体を知るや否や焦燥するのだが...

身分の違いから離れようによ離れる事の出来ない葛藤が巧みに描かれる。
にしてもバーバラ・スコヴァが美しい。
ジーナ

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