ジョン

陽だまりの彼女のジョンのネタバレレビュー・内容・結末

陽だまりの彼女(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

まさに「素敵じゃないか」。ここ最近見た映画の中で1番泣いてしまった。油断していた。上野樹里の不思議でふわっとした雰囲気がとても良く、松潤の演技も良かった。キスをするのは早いと思ったが、前半はビーチボーイズの音楽と共にすごく素敵な映像だった。
後半はいきなりファンタジー的な要素の追加に少し戸惑ったが、江ノ島と猫と今までの伏線を考えたら突拍子がない訳でもなく、受け入れられた。最後のWouldn't It Be Niceが流れたところで切なすぎて涙が込み上げてきた。ペットサウンズが元々好きなのでこのような素晴らしい使い方をしてくれて嬉しかったし、ペットサウンズ自体が伏線であることもすごいと思った。ファンタジーで締めたからこそ、幸せだった時間も幸せなままだった。
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