15歳のカンナは交通事故により幼馴染のハルタを亡くしてしまう。以来、彼女は恋ができないまま歳を重ね、映画宣伝会社に就職。仕事で知り合った男、赤沢は嫌なやつだったが、彼自身も過去のある事故がきっかけで罪悪感を抱いていた…というお話。
思ってたより恋愛恋愛してなくてそこは好感。
『ハルタの帰ってくる場所』として15歳のままでいることを余儀なくされた(再会した波瑠から春田家の話を聞かされるくだりの長澤まさみの演技は圧巻)カンナが出会によって解放される話。赤沢もまた然りだが。
ここにはあくまで人との出会いで人生が変わることを描いていてそこに恋の余地はない。
実際にあってもおかしくない範疇でエンターテイメントとしてストーリーテリングが成り立っているところにこの作品の特徴がある。
長澤まさみって演技くそ上手いし、みんな若い。波瑠は今の方が良いし、中村蒼の唯一無二の『平成顔』には笑う
