もりりた

アウトローのもりりたのレビュー・感想・評価

アウトロー(2012年製作の映画)
3.5
ピッツバーグの公園で狙撃手による殺人事件が発生。捕まったジェームズ・バーは刑事と検事による取り調べ中にジャック・リーチャーを呼べと指示。かねて噂はありつつ存在不明な名前に刑事達は怪しむが唐突にリーチャー本人が現れる。彼はバーの過去と個人的な遺恨を話し無関心を伝えるが、一緒に話を聞いていたバーの弁護士ヘレンは真相に迫るべくジャックと行動を共にする。

CGに頼らず音楽も最低限で淡々と進む硬派なアクション映画。会話が続く場面は眠くなるけどリーチャーのキレキレな頭脳と格闘シーンは魅力!凄すぎてリーチャーの思い通りの展開が逆に退屈で笑、流石にこれは無理っしょ的窮地や、キャラ的にも実は女性慣れしてなくヘレンに緊張しちゃうとかギャップが合ったほうが好みでした!

些細な一言や状況から真理に行き着くリーチャー、特に銃撃被害者の素性を推察するシーンが衝撃的だった!キビキビしたハンドルさばきでカーチェイスもお手のもの。とはいえ基本寡黙でボソッと「実はこうなのさ」という事後報告スタイルは終始やられると「もっと先に言っといてよ!」と感じる笑 よくヘレンは付いていけたな!

リーチャーのワンマンライブ状態で真相の興味が薄れ没入度はイマイチ笑 手強いライバルとのバチバチも見たかった!トムクルーズ好きにおすすめ!
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