オーウェン

ぼくたちの奉仕活動のオーウェンのレビュー・感想・評価

ぼくたちの奉仕活動(2008年製作の映画)
3.5
アメリカでの公開は2008年ながらも、2年越しでDVD化。
相変わらずコメディは厳しい追い風だが、メジャーどころが出ていないとこうなるのも仕方ないのか。

ジャド・アバトゥ組のポール・ラッドと、おバカが全身からあふれ出している(笑)ショーン・ウィリアム・スコットが競演したコメディ。

二人は栄養ドリンクPRのため学校へ出向き、着ぐるみと解説のコンビで仕事をこなす毎日。
ところが駐車違反でもめて刑務所行きか、150時間の奉仕活動のどちらかを選択することに。邦題はこの奉仕活動からきている。

請け負った奉仕活動は子供の世話。
しかし担当するのはファンタジー世界のゲームに夢中で騎士のコスプレオフ会に頻繁に参加するオタク少年と、口が悪く女に興味津々な黒人のませたガキ。
どういう事態になるかは明らかだ(笑)

冒頭からKISSがフューチャーされており、まさかゲームの複線になっているとは(笑)
こういう生かし方は最高に笑えるし、子供たちと仲良くなっていく過程も当然だ。
とはいえこのキャストなので、バカバカしく下ネタを料理している。

特に黒人チビのロニーは子供と思えないほどエロ全快。
将来化ける可能性は高い。

他にももう一人のほうは「スーパーバッド」のメガネオタクなクリストファー・ミンツ=プラッセだ。オタクがここまで似合うのもどうかと思うが(笑)

ちなみに映画の公開時期は円満でしたが、ティム・ロビンスとスーザン・サランドンはすでに離婚してます。おしどり夫婦だからと取り入れたんでしょうが、製作者たちは予想もしなかっただろう(笑)
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