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闇の曲り角のkazu1961のレビュー・感想・評価

闇の曲り角(1946年製作の映画)
3.8
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-634 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋罠にハマり事件に巻き込まれた訳あり探偵が、美人秘書と二人三脚で真相を追いかけるフィルム・ノワールの秀作です。

🖋主役は探偵演じるマーク・スティーブンスを差し置いて、美人秘書を演じるルシル・ボールです。そうテレビ『ルーシー・ショー』で国民的スターとなる直前のルシル・ボールを名匠ヘンリー・ハサウェイ監督が主演に起用したんですね!!

🖋フィルム・ノワール作品ですが、ハードボイルドではなくて、どちらかというとそのサスペンスでの犯人探しよりはマーク・スティーブンス演じる私立探偵ブラッドとルシル・ボール演じるその美人秘書キャサリンとの二人三脚をフォーカスしたロマンスの側面が強い作品です。私立探偵ブラッドが美人秘書キャサリンの母性愛にはまっていくのが良いですね。

🖋そして気の利いた台詞やディテール、サスペンス&ロマンスが絡み合う展開、光と陰を上手く使った細やかな演出はヘンリー・ハサウェイ監督の職人気質ならではです。

😌Story:(参考:Amazon )
刑務所から出所したブラッドは、心機一転ニューヨークに探偵事務所を開き、有能だが気が強い秘書キャサリンを雇う。ある日、白いスーツの男に追尾されていることに気づいたブラッドは、男を痛めつける。男の口から出たのは、かつてブラッドを裏切った男トニーの名前だった……。

🔸Database🔸
・邦題 :『闇の曲り角』
・原題 :『THE DARK CORNER』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1946
・日本公開 : 劇場未公開
・上映時間 : 100分
・受賞 : ※※※
・監督 : ヘンリー・ハサウェイ
・脚本 : ジェイ・ドラットラー、バーナード・ショーンフェルド
・原作 : ※※※
・撮影 : ジョー・マクドナルド
・音楽 : シリル・モックリッジ
・出演 : ルシル・ボール 、マーク・スティーブンス 、クリフトン・ウェッブ 、ウィリアム・ベンディックス 、クルト・クリューガー
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