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マルコヴィッチの穴のkazu1961のレビュー・感想・評価

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)
4.0
▪️JP Title :「マルコヴィッチの穴」
Original :「Being John Malkovich」
▪️First Release Year : 1999
▪️JP Release Date : 2000/09/23
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-590 再鑑賞
🕰Running Time : 112分
▪️Director : スパイク・ジョーンズ
▪️Writer : チャーリー・カウフマン
▪️MusicD : カーター・バーウェル
▪️Cast. : ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス、キャサリン・キーナー、チャーリー・シーン、ジョン・マルコヴィッチ
▪️My Review
スパイク・ジョーンズの初監督作品ですが、「ジョン・マルコヴィッチの頭に通じる穴を見つける」という奇想天外な脚本が受け、脚本を担当したチャーリー・カウフマンは数々の賞を受賞しました。これは映画史に残る創造的な作品ですね!!
このオシャレで扇動的で、漫画チックな物語、キューザックやディアスといったキャストの力とジョーンズの才能で観るものを惹きつける作品になっています。
そして、なんと言ってもジョン・マルコビッチ本人が欠かせません。
特に、マルコヴィッチ本人がマルコヴィッチの穴に入った時の世界がすごいです!!大人も子供もみんなマルコヴィッチ。レストランのメニューも全てマルコヴィッチ。巨乳のマルコヴィッチや少女のマルコヴィッチなどなど、気持ち悪いけれど爆笑してしまうマルコヴィッチな世界。シュールすぎますね!!
“他の人になってみたい”そんな誰でもが持つ願望をあくまで“マルコヴィッチ限定”という縛りを作ったことが本作のポイントです。でもなぜマルコヴィッチだったんでしょうね??
さらに、人形師になったマルコヴィッチを褒め称えるショーン・ペンや、ブラッド・ピット、ダスティ・ホフマンなどもカメオ出演しており、ハゲたチャーリー・シーンまで見られます。キャストもかなり豪華で、映画としての完成度も高いですね!!

物語は。。。
人形遣いのシュワルツはひょんなことから映画俳優のジョン・マルコヴィッチの頭の中につながる穴を見つけます。そこに入ると誰でも15分間マルコヴィッチになることができました。これを利用して商売を始めたところ、その“マルコヴィッチの穴”は大繁盛、連日行列が続きました。。。自らの異変に不安を覚えたマルコヴィッチは友人のチャーリー・シーンに相談しますが。。。

ただアクが強すぎて好き嫌いは分かれるでしょうね。私はこのアクの強さが大好きなので何度も鑑賞しています。

▪️Overview
定職のない人形使いのクレイグは、新聞の求人欄を見てマンハッタンにあるオフィスビルの7と1/2階にある小さな会社に就職する。文書整理の仕事を得た彼は、ある日落としたファイルを拾おうとキャビネットを動かし、偶然壁に小さなドアを発見する。ドアを開けて穴の中に入った彼は、それが俳優ジョン・マルコヴィッチの脳へと続く穴であることに気付く。(引用:映画. com)
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