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マンクスマンのLeMasTのレビュー・感想・評価

マンクスマン(1929年製作の映画)
3.5
アルフレッド・ヒッチコック監督作品。三角関係のもつれによって発展する3人の男女の恋愛を描いたロマンティックコメディ映画。

ヒッチコック最後のサイレント映画です。次回作の『ゆすり』はサイレントとトーキーが融合してるんで。

サスペンスの巨匠と呼ばれるのはまだ先の話であって、なんとなく若年期ヒッチコックならではの緩さとかストーリーの薄さが窺えました。

まあ三角関係や不倫というドロドロ具合に、緊張感とヒッチコックらしさがあったといえばあったんですが。

最後らへんの女性が川に転落するシーンは既視感がありました。『めまい』だったかな?そんなシーンがあった気がします。

本作、致命的な問題があって、、、DVDだと顔面への光の反射が激しすぎて、表情の一切が分からない場面もしばしばありました。サイレント映画だから表情勝負みたいなところもあるのに...。これどうにかならんもんなんかな🤔視聴環境の問題もあるかもしれませんが、とりあえずほぼ全ての登場人物が顔から光を発してました💡
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