空の落下地点

ラッキー・ガールの空の落下地点のレビュー・感想・評価

ラッキー・ガール(2006年製作の映画)
3.1
ジャック・ドゥミの天使の入り江みたいだった。運命をシェアする。二人でいれば大丈夫。
映画としても、よく出来てて結構面白かった。あの仮面パーティーは24時間テレビみたい。ホームレスの人からしたら馬鹿にされてると感じるかもしれない。恵まれない人たちの気持ちが解らない人たちが慈善パーティをやってる。
ヒロインも凄く自分勝手で、自分を助けてくれた人から簡単に運を奪う。マインドは後先考えてなかった頃のまんま。友達の曲が日の目を浴びるチャンスを奪うことに。
ジェイクの方はバンドマネージャーで、最初から他人の為に生きてる。欲もないから、運を失うことに躊躇がないと見える。
人の為に生きる、お互いの為に生きる。忘れがちだけど、大切なことをこの映画は改めて届けてくれている。
空の落下地点

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