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SF地球滅亡の危機/アインシュタイン暗殺指令のsonozyのレビュー・感想・評価

4.0
チェコの奇才オルドリッチ・リプスキー監督によるSFコメディ。
時代は1999年。核爆弾の影響によって女性は生殖機能を失いヒゲが生えるようになってしまった。

核爆弾のない歴史に修正すべく、アインシュタインを殺害する目的で、ムーア教授、フランク・ペック教授、グウェン・ウィリアムズ博士(女性)の3人とムーアの愛猫クレオパトラは1911年へのタイムトラベルに向かう。
(このシーン、3人のコスチュームも面白いし、見送るメンバーが皆寄り目になる=タイムマシンが二重に見えてから消えるという斬新な演出で爆笑)

3人は、グウェンが発見したアインシュタインの日記に残されていた、ある夕食会でシャンデリアが落下し危うく命を落とすところだったという情報から、その落下するシャンデリアの真下にアインシュタインを座らせようというのだ。

1911年の妙な場所に到着し一騒動起こす3人だが、なんとか逃げ切りアインシュタインを訪問。
入り口ではヤンチャな少年フランタがパチンコ(slingshot)で3人にイタズラしてくる。(この少年が実は…というのもポイント)
黒板に向かい何やら思案中のアインシュタインはグウェンと惹かれ合った様子。

アインシュタイン、少年、3人は食事会へ。
果たして歴史を塗り替えるためのシャンデリア落下殺人計画は上手くいくのか。。

巨大シェービングマシンで長官が半ハゲヘアになっちゃうシーン、タイムマシンのシーン、コスチュームデザイン、オシャレな自撮り棒。
タイムマシンに同行する猫クレオパトラが実はxxxだった件、アインシュタインのバイオリン…etc
ラストのオチも秀逸でした。
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