みゅー

黙して契れのみゅーのレビュー・感想・評価

黙して契れ(2010年製作の映画)
3.6
初のベネズエラ🇻🇪映画。

街で捨てられている赤ん坊を偶然見つけたフリオとその母。
そしてダニエルと名付けられ兄弟仲良く育てられ、いつしかサッカー選手を目指すようになるが…なお話。


素晴らしき兄弟愛!
そのへんの本当に血の繋がっている兄弟なんかより絆が固いように見えたし、お互いとそして母親を想う気持ちの強さを感じた。

サッカーチームの入団テストにも声を掛けられ、全てが順調かと思われた時に起きた悲劇。
何でこうも上手くいかないんだろうってすごく辛かった。
彼らは何も悪いことしてないのに。

ラストシーン、私(と一緒に観てた人も)は全然別の見方をしていたんだけど他のレビュー読んでてあれってなってもう1回見直したら愕然としてしまった。
こんなラスト数分で…爽やかスポーツ映画だと思って観ていたらびっくりでしかない衝撃。


それにしても一般人が普通に拳銃を取り出す社会が怖すぎる。
ベネズエラの治安で調べてみたら、南米の中でも治安が悪い国で有名らしいので少し納得。首都とかですら悪いらしい。
みゅー

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