チネマットオンライン試写にて一足先に鑑賞。
出生前診断。
聞いたことはあるし、その存在を知った時に、自分の時はすべきかどうかと考えたし、その結果によって私はどう判断するのか、と考えたこともある。
本作は出生前診断をきっかけとして、出産や子どもに対する考え方が登場人物たちを通して描かれている。
こういう繊細な問題って、それぞれ色々な考えを持っているけど、なかなかそれを自分以外の誰かに伝える機会ってなくて。
あっても当たり障りのない内容で無難に切り抜けたりとか。
とある場面で、1つの発言をきっかけとして、感情が爆発する場面がある。
その時に初めて知る誰かの感情や考え方、またそれが実体験に基づくものもあるかもしれない。
つい悪気なくポロッと口から出ているその一言が、相手の反感を買ったり知らず知らずのうちに傷付けているかもしれないことは心のどこかで覚えておきたい。