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オードリー・ヘプバーンの若妻物語のHKのレビュー・感想・評価

3.2
オードリー・ヘプバーンがスターになる前の作品鑑賞パート2です。
今度は『初恋』とは違い、原題の“Young Wives' Tale”そのままの邦題。
でもオードリーは若妻役ではなく、タイトルから連想されるいかがわしさもありません。
え、誰もそんな連想しない? も、もちろん私もしてませんが。
『初恋』よりさらに1年前の作品で、こちらのオードリーは・・・まあ脇役ですね。
クレジットは7番目、日本では劇場未公開です。

戦後のイギリスの住宅難を反映しているらしく、一件の家に同居する二組の夫婦が巻き起こす他愛ない騒動を描いたB級コメディです。
主要キャストも知らない人ばかり。
オードリーはその家に間借りしているタイピスト役、今ならOLでしょうか。
映画の出来は決してよくなく、オードリーのシーン以外は退屈は必至。

それでも脇役とは言えオードリーの出番もそこそこあり、なんとキスシーンまで。
(キス3回は多すぎ。オードリーのキスを無駄遣いするな!)
作品のレベルは落ちますが、『ローマの休日』以前の21歳のキュートなオードリーの笑顔は貴重で観ていて飽きません。
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