ソフィー・マルソーの愛人（ラマン）のhokaのレビュー・感想・評価

タイトルのような淫靡な雰囲気は無い。

美人妻を家政婦のようにこき使い蔑ろにしてきた10年目にカウンターを喰らわせられる話。

JE RESTE!
あたりまえだが原題の方がこの映画の雰囲気にあっている。

鬱憤を貯めに貯めて爆発した後も旦那は反省しないのに、妻の実家の世話になり、家庭に執着し、間男とも仲良くなる。
三人の関係性など正にフランス人のメンタリティ映画。
欲望に忠実で、サバサバしてて、不恰好で、愚かしくもとても人間らしい。
邦画ではとても真似できない。