フリーザ

パンチラインのフリーザのレビュー・感想・評価

パンチライン(1988年製作の映画)
3.4
スタンダップ・コメディを扱った作品ですがこれ自体はコメディというよりヒューマンドラマ。

スタンダップ・コメディアンを主人公にした作品って『ジョーカー』や『キング・オブ・コメディ』以外では初めて観たかも。
トム・ハンクスがスベり倒してるシーンは『ジョーカー』よりキツかったです。笑

日本に住んでいると馴染みが薄いのもあり正直笑えるとは思わなかったんですが(やたら下ネタ多いし)、会場のリアクションや役者のテンションでウケてるかどうかは分かりやすく、そういう意味では表現しやすいジャンルなのかもしれませんね。

自分はバンドをやっているのもあり、楽屋でのやり取りのシーンが好きなのでこの作品はそれが多くて楽しめました。
ジャンル違いますが『レスラー』の舞台裏の感じとかもめちゃくちゃ好き。

しかしもっと面白くできたよなーと思う部分が多く、それでいて2時間越えと若干重たいのが難点。

ヒロインが結構年上の人妻ということもあり中々話が進めにくそうだった印象。
80年代らしいおおらかさがあるっちゃある設定ですが。

街並みが綺麗で良かったです。
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