リンジー・ローハンのディズニー青春ームービー。
こちらは『ミーンガールズ』とほぼ同時期に公開された作品のようですが、
転校生でいじめられそうになる少女が負けん気の強さでのし上がっていくというあらすじが驚くほど『ミーンガールズ』と似通ってる。
ただ、このリンジー演じるヒロインのローラが見栄っ張りで嘘つきなんですよ。
どうしたディズニームービー？
こんな不実な子ヒロインにしていいのか？？
NY出身をアイデンティティにして引っ越した先の田舎の刺激のなさにガッカリするばっかりで、結局は華々しいNYを追い求めるばかり。
よく言えばポジティブ、悪く言えばわがままで、なんか心優しい親友エラを振り回した事もそんなに反省していないような気がして少しモヤモヤっとした気持ちが残る青春映画でした。
(女の子のえげつないバトル好きな人は楽しいかも)
ただね、リンジーのミュージカルシーンだけは本当に素敵なんだわ。
キャラがあれなのでリンジーのPVとして意味をなすかは微妙ですが、それでも舞台シーンで十分に彼女の才能を享受できる作品であることは間違いないです。
