kazu1961

四十挺の拳銃のkazu1961のレビュー・感想・評価

四十挺の拳銃(1957年製作の映画)
3.9
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-540 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋映像や演出がまさしくサミュエル・フラー。オープニングの40人の荒くれの先頭に立って砂塵の中を馬で駆け抜けていくバーバラ・スタンウィック演じる女ボス、このシーンでのっけから惹きつけられます。

🖋️本作は、正義をもたらすためにやって来た元ガンマンの法執行官と、町を牛耳る女ボスの闘いと恋を描いたB級映画の巨匠サミュエル・フラーの異色ウエスタンの傑作です。

🖋️そんなストーリーはさておき、映像で楽しませてくれる、そんな作品。オープニングのシーンに始まり、主人公演じるバリー・サリヴァンの目のアップ&アップ、風呂桶に浸かる集団、そして突如挿入されるミュージカル的な歌曲など見どころいっぱいです。

🖋️そしてなんと言っても今まであまり観たことのないバーバラ・スタンウィックの凄まじいばかりの威圧感とその勇姿に圧倒されます。

🖋️クライマックスのスタンウィックが走って追いかけて行くシーン(重症のはずですが。。。)にもグッときました。

😌Story:(参考: allcinema)
力が物を言う西部開拓時代のアメリカ。アリゾナのコーチス郡。そこは女ボス、ジェシカが牛耳る町。彼女は大牧場を経営するかたわら、賄賂で政治家を手なづけ、40人の荒くれ者どもからなる武装集団を従えていた。ある日、二人の兄弟とともにこの町へやってきたグリフは、保安官助手に協力し町で暴れていた男ブローキーの逮捕に貢献する。ところが、ブローキーがジェシカの弟だったことから、保安官助手はジェシカの手下により殺されてしまう。さらに、グリフもジェシカによって命を狙われることになるのだった…。

🔸Database🔸
・邦題 :『四十挺の拳銃』
・原題 :『Forty Guns』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1957
・日本公開: 劇場未公開
・上映時間: 81分
・受賞 : ※※※
・監督 : サミュエル・フラー
・脚本 : サミュエル・フラー
・原作 : ※※※
・撮影 : ジョセフ・バイロック
・音楽 : ハリー・サックマン
・出演 : バーバラ・スタンウィック、バリー・サリヴァン

🔸Overview (Wikipedia)🔸
1957年のアメリカ合衆国の西部劇映画。 監督・脚本はサミュエル・フラー、出演はバーバラ・スタンウィックとバリー・サリヴァンなど。 40人の手下を率いる女性の悪党に戦いを挑む連邦保安官を描いている。
kazu1961

kazu1961