ま

怒霊界エニグマのまのレビュー・感想・評価

怒霊界エニグマ(1988年製作の映画)
3.0
イタリアンホラーの巨匠、ルチオ・フルチ監督の1987年作。
冒頭いきなりそのメイクはないだろと思ったものの、そういうことかと。

いじめられっ子の女学生が同級生にハメられ交通事故にあい昏睡状態に…彼女の怨念がやがて不思議な現象を巻き起こしいじめっ子達に復讐していく話。

本作のインパクトといえばやはり大量のカタツムリ。全身にカタツムリをくっつけた女優さんに感心しました(凄すぎ)。

ファンタジー要素が強い為あまり恐怖感はないけど復讐シーンでのオーバーな演出が良かった。いじめられっ子の怨念が転校生の美女に乗り移りその子を介して復讐していくという設定も面白い。

女同士の陰湿ないじめや悪口は怖いなぁと思いつつ、それでも復讐していく様にちょっとした爽快感もある。

なぜか知らんけど女生徒の部屋の壁にさりげなく「ロッキー(スタローン)」、「トップガン(トム・クルーズ)」、「ヨーダ」のポスターが貼ってあるのが映画の雰囲気に全然あってなくて笑えました。
ま