↓のレビューは、以前のアカウントにて鑑賞直後に投稿したレビューになります。
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今では眼が見えなくなってしまったお琴が、雪の冷たさを思い出しながら舞う場面の美しさが白眉。
作品中に佐助が…
この布陣で駄作になるわけないのだが、やはり良かった。
何箇所かカラーで観いシーンもあったが…
片目を潰して絶叫しつつ、激痛を感じながら残った片目を潰しにかかる。
どれだけ固い意思ならああいう真似が…
春琴が目が見えている頃を夢想して舞う幻想的なシーンや、情事の前に春琴の背中で佐助の手を掴むシーンをはじめとして、全体的に画がとても美しい。
佐助が目を潰す前に針山にフォーカスを当てる演出は何度も繰…
伊藤大輔監督は、というか戦前からの監督は特にその傾向を感じるのだが、清く美しいフリをしていて実はメチャクチャにグロテスク……という日本人の美的感覚を熟知しているナァ、と思う。
綿のような雪が降るな…
雪がしんしんと降りしきる中、軒先で舞を舞う京マチ子さん、素敵だったねぇ。舞と雪を交互にインサートさせる。どちらも美しいよ。
京マチ子さんはこの作品の前半が1番ハマってる役じゃないかと思った。口数少…
道修町の薬種問屋の内をたっぷりと見せる。“モダンタイムス”みある加工場や、引き出し収納の奉公人箱膳など、細部まで作り込む。「こいさん」デコデココーデは歩く美術品。女性の髪型がバリエーション豊か。
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今では眼が見えなくなってしまったお琴が、雪の冷たさを思い出しながら舞う場面の美しさが白眉。
作品中に佐助が物干し場で三味線を練習する場面が有り。同じく伊藤大輔監督作品・主演京マチ子の名…
激ヤバ演出のピークは意外と序盤にあった
雪の中で踊るお琴の一連のシーン
雪はいつのまにか桜の花びらに変わっている
現在のお琴と幼少期のお琴が重なる
さくらさくらの曲と映画音楽が重なる
桜の花びら…
先日観た衣笠の「お琴と佐助」に比べたら劣るが、京マチ子の盲目の演技がこちらでもひかる。
花柳喜章は残菊物語も良いが、本郷功次郎に負けず劣らずのオドオドさが様になっている。杉村春子はどこまでいっても杉…