もぎ

ゲロッパ!のもぎのレビュー・感想・評価

ゲロッパ!(2003年製作の映画)
3.5
山本太郎が政治に目覚める前の姿が良く分かる映画(笑)

今では左派、人権派の党首というイメージの強い山本太郎だけど、この頃(311以前)は、そういった関心は薄かったそうだ。その頃の映画なのだが、山本太郎がセクハラ連発するヤカラ役で、それがめちゃめちゃハマってる。私は政治家としての山本太郎しか知らなかったので、今のイメージと真逆の役柄と演技がショッキングだった!

………『ゲロッパ!』は、アマプラで何となくノンストレスで見れる映画を探していた時に発見し、結構前に見た映画。

井筒和幸監督の作品は初めて。まさに、良い感じの邦画コメディという感じ。西田敏行のヤクザ役はアウトレイジの強面イメージが強いが、この映画での本職西田は、人間味あふれる初老のパパで、愛嬌しかない。

ジェームズ・ブラウンへの愛も随所に感じられた!最後の遊園地でのsex machineが素敵。
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