まさなつ

ミュンヘンへの夜行列車のまさなつのレビュー・感想・評価

ミュンヘンへの夜行列車(1940年製作の映画)
3.9
第二次世界大戦が始まったのが1939年で、その時を舞台にしたこの映画が作られたのが1940年って、またまたほぼリアルタイムで作られた反ナチスものの戦争映画!

監督はキャロル・リード。代表作はなんと言っても「第三の男」でしょうが、個人的には「邪魔者は殺せ」や晩年の「フォローミー」が好きです。この映画は初期作です。

いや、これがまたフリッツ・ラングのように面白い!この時代の反ナチ映画って、娯楽映画としても十分楽しめます。アクションはさすがに時代を感じますが、やはり脚本が良く、演出のテンポもいいです。

脚本にシドニー・ギリアットの名前があるので、危機また危機な展開の妙を楽しめます。彼が監督もやった「絶壁の彼方」もめっちゃ面白いです。
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