黒羊

サザン・コンフォート/ブラボー小隊 恐怖の脱出の黒羊のレビュー・感想・評価

4.0
※ご迷惑をお掛けしました方々、本当に申し訳ございませんでした。改めて謝罪いたします。

ウォルターヒル監督のアクション…じゃないな。サバイバル?ホラー?とかになるんか?兎に角ちょっと変わった映画。1981年モノ。

ルイジアナ州の州兵(軍隊ではない民間人兵)が沼地での訓練中、その地域に住む「ケイジャン」と呼ばれる原住民…と言っても見た目は普通のアメリカ白人なのだが言語はフランス語?という日本には馴染みのないケイジャン民衆の怒りを買い、ひとりまたひとりと…。M-16に演習用空砲しか入ってない州兵達は生き延びる事が出来るか?

TSUT◯YAの棚で偶然見つけたけど…いやぁ異質な映画でした。やっぱ棚に並んでる所から借りるってレンタル屋の醍醐味ですね。
宅配や配信には無いこの楽しさ。レンタル屋さんこれ以上無くならんといて!

仲間割れや我儘やり放題のほぼ素人州兵は、軍隊のちゃんとした行動を見慣れてるとアホにしか見えんけど…精神壊して白目アムロ状態になる者、殺し合う者、一応上官になった者に従わず別行動を取る者。
こんな州兵を馬鹿にするのは分かるが、ワテもアホかコイツら!とか思ってたけど…なんかリアルっちゅーか、無い話しではない気がした。

終盤に「ケイジャン村の祭り」シーンが出てくるが、これはケイジャン村現地撮影やなく勿論セット撮影やんね??
ケイジャンさんらも当時の普通のアメカジしてますし、ネイティブアメリカンな雰囲気は無いんやけど…お祭りはグロシーンあって中々。

久しぶりに「脱出」観たくなった。
黒羊

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