ピロシキ

むかしむかしのピロシキのレビュー・感想・評価

むかしむかし(1922年製作の映画)
3.4
むかしむかしもここまでむかしだと、ところどころ抜けのあるボロボロの紙芝居をめくって見せられているような印象で、正直完全に鑑賞したと言えるかは疑わしいけど、観たことにしておく。

冒頭、男たちに求婚されまくってとにかく断りまくる王女。このままシワクチャ婆さんになって「花の色は移りにけりな」状態に陥るのかと思いきや、案外サラリと島流しに遭っており、それなりに不憫ではある。

「愛があればお金なんて!」とはよく言ったもんだけど、その「愛」の部分って案外日常のちょっとした拍子にポロッと芽生えるものなのね。最後クチャクチャッと風呂敷畳まれた感じでビックリしたけどとりあえず、観たことにしておく。
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