mikoyan358

エリザベート3 運命の歳月のmikoyan358のレビュー・感想・評価

エリザベート3 運命の歳月(1957年製作の映画)
2.5
2012/2/15鑑賞(鑑賞メーターより転載)
引き続いて3部作のラスト。舞台版ではいじめ抜かれた末の引きこもりと奇行、放浪といった面が強調されているが、映画ではシシーの病と家族の助力、そして最後のヴェネツィアに代表される家族の再度の理解、民衆からの絶大な支持という実際の結末の一歩手前までを描き「あまり美しくないものが映っていない」3部作らしい締め方。個人的には"最期"まで描いて欲しかったが...3作まとめて、ロミー・シュナイダーが世界に飛び出すきっかけになった事が良く判る。3作目にしてやっと母親役がロミーの実母である事にも気付いたし(遅!)。
mikoyan358

mikoyan358