日本の『バブルへGO！！ タイムマシンはドラム式』の3年後に出た作品。
どう考えてもパクったというかヒントにしてる。
ただしオッサン4人。タイムトラベルものにはアイドルが必須だと考えるのは日本人だけ？

「2」があることを発見したので、タイムトラベルが好物の俺としては見ねばなるまい。

タイムスリップ物は概ね内容が似通ってしまうから仕方が無いのだが……
展開が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
そして邦題は『バブルへGO！！ タイムマシンはドラム式』のパクリ（笑）

「BTF」や「バブル」と違うのは、現在の姿のままで過去に行くのでは無く、過去の自分に戻っている点。

下ネタコメディのおバカ作品では有るが、かなりまともに観られて面白かった。

何ともまあ夢とロマンに溢れたタイトルじゃないですか！！

ジェットバスがタイムマシンになるなんて発想に感動しますし、今後迂闊にジェットバスに入れなくなってしまいましたよ(；´Д｀)

バカな中年男3人組がたまにはハメを外そうと、一人ののオタク青年の甥っ子も連れて、思い出の地である山奥のスキーリゾートへ出かけることに。
そしてオープンエアーのジャグジーで大量の酒とともにどんちゃん騒ぎをするが、翌朝目を覚ますと、そこは24年前の1986年だった．．．

酒あり、ハッパあり、ゲロあり、セックスありの安定感抜群のアメリカンコメディです！

こういう作品において大事なことは、男は幾つになっても頭の中が中学生であることだと思います。日頃心のどこかでは憧れているようなアホなことを映画を通じて観ることができるという満足感はいつまでたってもやめられません。

やってみたいけど、日本人には出来ないこと満載だからこそ、そこにロマンを感じざるを得ないです。

本作の魅力は24年前にタイムスリップするものの、メンバー全員未来を変えることに躊躇し、最初は以前と全く同じように過ごそうとするとこにあると思います。
けれども、それぞれ今現在の生活に満足していないことを思いだし、過去をどんどん塗り替えてゆきます。そう、過去の世界で新しい人生の第一歩を踏み出したのです！

そして本当に大切なものはやっぱり最後に気づけるものなんですよね。
なんて感動的なのでしょうか(ノД`)


大人になってもつるんでいられる男友達こそ最高の財産だと思います。

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