ワン

燃えよデブゴン7のワンのレビュー・感想・評価

燃えよデブゴン7(1979年製作の映画)
4.0
"宝芝林"の道場主ウォン・フェイフォン(クワン・タッヘン)の弟子ウィン(サモ・ハン・キンポー)は、ライバル道場の門下生を勘違いから痛めつけ、師匠に罰を与えられる。そんなある日、幼い頃に離れ離れとなった兄ウィンと再会するため、弟サークォン(ジャン・ジン)が妻のムイを連れて町を訪ねる。しかし、ライバル道場の放蕩息子で女好きのホイ(フォン・ハックオン)がムイ(トン・チン)を誘拐し、しかもウィンを騙してサークォンと戦うよう仕向ける。その後ホイに利用されていたことに気づいたウィンは、弟と共にムイの救出に挑む。


別題『燃えよデブゴン7 鉄の復讐拳』
コメディかと思ったら後半は重い展開でかなり陰惨。『酔拳』の師匠にそっくりな大酒飲みだが実は凄腕の達人がいたり鉄扇を用いたアクションがあったり動物を模したカンフーがあったりとバラエティ豊かだが、それも、コウ師父の義娘が嘘さえつかなければの話。手のひらが熱くなるコウ師父とウィンの対決もどう転んでも悲劇にしかならない。
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