掘り出し物。好きな映画。
ゲイと誤解された男が仕事と恋の狭間で追い込まれていく様をユーモラスに描いたロマンティックラブコメディ。
二人の男性と一人の女性が優雅にタンゴを踊る様を影絵で映す洒落たオープニングから始まる本作、劇中においても台詞回しや演出が洒落ていて、ラブコメディとして丁度良い温度感で見やすかった。
新聞で大々的にゲイと報道されて周囲に盛大に誤解されるシーンはベタで面白かったし、授賞式の展開の数々は若干の驚きに満ちていてよかった。
特にラストの男女が語り合うシーン、台詞回しがお互いが分かり合っている感じが出ていてイイ。。