明石です

プライド&グローリーの明石ですのレビュー・感想・評価

プライド&グローリー(2008年製作の映画)
3.4
脅迫、殺人、ユスり、ヤクの売買。汚職にまみれたNY警察で、警官一家に育った兄弟が悪徳刑事に立ち向かう話。そしてその悪徳デカが義理の弟という展開。アルパチーノの「セルピコ」をかなりハードにしたような内容でした。

主演はエドワード・ノートンとコリン・ファレル。お父さん役は「ミッドナイトカーボーイ」や「MI」のジョン・ヴォイト。ブラピに男性ホルモンをぶち込んだようなような容姿のコリン・ファレルが悪役でした。それも赤ん坊の頬にアイロンを押しつけようとしたり、ホシの口に警棒を突っ込んで拷問したり、かなり気合の入った悪役。似合うなあ。

登場人物が多すぎる上、一人一人の人物描写等にしっかりとした説明がなされるわけでもないので「今誰の話してるんだっけ?」ってなる。デーゾだのエディだのサンディだの...ちゃんと説明しないならたくさん出さないで欲しい。感情移入できないのはもちろん、ストーリーの理解も追いつかない。

あとこれはアクション映画ではない。かなり重めの刑事ドラマ、クライム映画ですね、ジャンルで言うなら。本筋には関係ないけど、エドワード・ノートンって船が似合うなあ。どうしてだろう笑。
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