アン・ハサウェイ主演『魔女がいっぱい』はこの作品のリメイクだったとは知りませんでした。
こちらの作品の方がおとぎ話感が強い感じがしたのと、不思議な温かみを感じました。1989年の作品ということで少し前の作品ですが、建物や衣装も素敵だったし、小物などのアンティーク、絵画も素敵です。
こちらの魔女は目が紫色をしていたり、傷だらけの手や皮膚だったり、おばあちゃんの小指が1本なかったり(ヤクザではありません)、アン・ハサウェイ版とはまた違った不気味さも感じました。
大魔女役のアンジェリカ・ヒューストン(知らない女優さんでした)はとても貫禄があり、魔女の姿の化け物ッぷりは実物の面影がなく迫力。きっと大女優さんなのにこの姿は許されるのか？と感じ、アン・ハサウェイ版を先に鑑賞していたのでCG感がないなぁと感じましたが、そういうところもまた良くて、こんなもシーンあったなぁと楽しめました。
魔女達をどのようにやっつけていくのか、ネズミの姿で奮闘する様子が可愛くて、こちらのラストの方が夢があって好みでした。
このような元になった作品と、リメイク作品の鑑賞も楽しい発見がいっぱいで楽しめました。
