自分の母親と再婚する男性が、かつて意地悪をされた体育教師ウッドコックであった。
これはまずいとばかりに何とか関係をぶち壊そうと息子のファーリーは計画する。
最初から体罰暴言の限りで、一歩間違えれば犯罪者のような体育教師。
ビリー・ボブ・ソーントンが無口で不愛想に演じるのだが、この映画はコメディのはずだ。
ただ笑えない暴力が目立つのは気になる。
相手役にショーン・ウィリアム・スコットというのも疑問だ。
やはりこの男はバカをやれるよりも仕掛ける方が面白い。
後半あたりからビリー・ボブを称賛するパターンに変わっていくのも面白くなかった。
この点では笑いが生まれるはずもない。
配役ミスが諸に響いた作品となった。