明石です

ウディ・アレンの愛と死の明石ですのレビュー・感想・評価

ウディ・アレンの愛と死(1975年製作の映画)
4.0
初期のウディアレン映画。個人的にウディアレン作品の中でも特に傑作の一つだと思う。
19世紀ロシアを舞台に、ひ弱なインテリ主人公が戦争に巻き込まれて英雄になり、愛する人に唆されてナポレオン暗殺を企てる話。

ウディ映画はさりげない会話の中にウィットを挟んで小笑いを取るスタイルが醍醐味だと思ってますが、本作では明確な笑わせポイントがいくつか存在し、そのうちのいくつかで見事に爆笑してしまった。

“1万2000人いた兵隊はたった14人になった。皇帝からは「がんばれ(keep up the good work )と伝言が届いた。”

“半世紀以上生きてきて、数多の経験と苦悩を重ね、たどり着いた結論がある。それはつまり、、人生で最も大切なものは、12歳の金髪少女である。”

さすがコメディアン出身の映画監督。人の笑いのツボを心得てるみたい。上2つのセリフは声を上げて爆笑しました。もちろんウディアレンの語りも面白いけど、字幕もセンスあって好き。ほどよく抜け感があってつい笑ってしまう。

あと名言メモ
To love is to suffer. To avoid suffering, one must not love. But then one sufferers from not loving. Therefore to love is to suffer, not to love is suffer.
明石です

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