この映画の雰囲気
あたしは意外と好きかも。
DV夫を殺して
その首を持って逃亡するルシールと
黒人差別に疑問を抱いて
社会に立ち向かうことに決めた少年ピージョー
2人の物語が交差する映画なんですが。
アラバマという
人種差別の歴史で有名なのに
なぜか牧歌的なイメージのある州が
舞台に選ばれたことと
殺人犯であるルシールが
恐怖感漂うサイコパスではなく
奔放すぎる無垢に寄ったキャラだったために
内容と雰囲気のミスマッチを
楽しむことができました。
テーマは "自由"。
アントニオ・バンデラスの初監督作品です。
そして
当時の彼の妻だったメラニー・グリフィスが
主演のルシールを演じています。
1999年のゴールデンラズベリー賞
ワースト主演女優賞に
ノミネートしているんですけどね(笑)
あたしは嫌いな演技じゃなかったです。