📝ピンクの綿飴みたいな夢、人がぎゅうぎゅうに詰まったフレーム、理知的に見えるゴーストの身の丈に合わないプライドが悲哀を含みながら浮かび上がってくる、何もないということを知る男と女…契約を取り付けたあとのニックのバーにて。箱とそこにいる人は変わらないのにそれぞれの欲がむくむくと起き上がってうごめいて暴発するのはおもしろかった(ビリヤードのように、枠の中にいるメンツは変わらないのにぶつかり合う摩擦によって事件が発生してしまうような…)、カサヴェテス映画では、一対一で向き合えないが大勢ならコミュニケーションが始められる
