りょーこ

上海ジェスチャーのりょーこのレビュー・感想・評価

上海ジェスチャー(1941年製作の映画)
2.8
物凄い髪型のおばさんが仕切る上海のカジノで起きるあれやこれや

ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督は"光の魔術師"と言われているとか☆

が、光と陰というよりは、カジノの雰囲気が素晴らしかった!
『インセプション』の冒頭みたい!!

有象無象入り乱れる上海の無法地帯っぷり、無国籍っぷりも面白いです(〃ω〃)



主人マザー・ジン・スリングが取り仕切るカジノ。

女好きのオマル
金髪コールガール、ディクシー
我儘黒髪美人ヴィクトリア

様々な人間が笑って泣くカジノで出会った彼等。

そんな時、カジノに立ち退き命令が出て……



重力に逆らいまくってクルクルしてるマザーの髪型に釘付け☆

欧米人がアジアンなメイクをするので、ヘンテコ異様な薄メイクなのも最早ホラー(笑)

でもどこか美しくて妖艶で魅入ってしまいます!

ディクシーは明るいお転婆。
ヴィクトリアはパパのカネで遊ぶ馬鹿。

どちらも美人なのに色々残念ですw

オマルの飄々としたプレイボーイな雰囲気も面白い♪
何故かアラブな服装なのも、よく分からんがイイw

ラストにやっとこさストーリィに動きがありますが、それまでは結構グダグダでした。

が、そこは無国籍なカジノの空間、雰囲気を楽しむ作品かも☆
りょーこ

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