早逝した女優ジュディ・ホリデイ主演によるラブコメディ。凄く美人、という感じではないがチャーミングな雰囲気のジュディはなんとなくリース・ウィザースプーンを思い出します。
特に歌ったり演技したり踊ったりするわけではなく、ただ有名になりたいということで看板に自分の名前を書いてもらうという大胆な方法で知名度を上げる姿は80年代辺りからロサンゼルス市街の看板に登場したピンクに身を包んだブロンドの女性、アンジェリン(エミー・ロッサム主演で彼女のドラマも配信予定)や今SNSで跋扈するインフルエンサー達の元祖か。ジャック・レモン等異なるタイプの男性二人が登場することで揺れ動き、真に大事なものに気付く展開は王道ですが、飛行機雲でメッセージを出す所なんかは彼女らしくて思わずにっこり。