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カヴァルケードのkazu1961のレビュー・感想・評価

カヴァルケード(1933年製作の映画)
3.0
「カヴァルケード」
原題「Cavalcade」
1933/12月公開 アメリカ作品 2017-208
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1934年第6回 アカデミー賞作品賞

「歴史のうねりの中である家族の幸福と悲劇を妻であり母である女性の目を通し描かれた物語である」とオープニングで語られる通りの作品です。
大晦日のオープニング(1899年)で始まり大晦日のエンディング(1932年)で終わる、その間に、ロンドンの名門マリヨット家とその使用人家族が、愛する者を失いながら、30数年にも及ぶ激動の時代を生き抜く姿を大英帝国の盛衰と共にスペクタクルに描いています。
戦争シーン、とエンディングのシーンでいくつかの映像と音楽を重ね合わせる手法はぐっと迫ってくるものがありますね。個人的にはタイタニックの演出がツボでした。
淡々と進むか記録映画のように感じてしまいますが、当時ではトーキー初期の映画史に残る傑作だと言われるのですよね。

ノエル・カワード作の舞台劇を映画化したものである。原作舞台劇はロンドンおよびニューヨークでロングランを打ったスペクタキュラーな作品として名高い。フランク・ロイド監督。ダイアナ・ウィンヤード主演。イギリスの上流階級の歴史を描いている。第6回アカデミー賞で作品賞、監督賞、室内装置賞を受賞、主演女優賞にノミネートされた。
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