ひでG

さらば愛しき女よのひでGのレビュー・感想・評価

さらば愛しき女よ(1975年製作の映画)
3.4
再見。
レイモンド・チャンドラーはかつて一、二冊は読んだことあるかな、、
→ちなみにアガサ・クリスティも横溝正史も
一、二冊は読んだことあるくらい😘

チャンドラーの主人公は、私立探偵フィリップ・マーロウ。

ポアロや金田一と違い、ダンディで色気がある。当然、捜査しながら自らの色恋も楽しむ?お土産も付いてくる。

演じるのは、ロバート・ミッチャム。名前だけは知ってる的ハリウッドスターさん。

美男系ではないけど、雰囲気と声の渋さはさすが!

この作品、マーロウの独白で物語が進むので、ずっと彼の良い声を聴いていられ、心地よい。

まあ、お話は、このタイトルからしても、
共演がシャーロット・ランブリングということからしても、
「ベルマという女性を探してくれ!」という依頼が、あ、あ、そーなっていくよね、的な
流れなので、謎解きやスリリングな展開を楽しむというほどではない。

むしろ、マーロウの声、ディマジオの話題、
バーボン、タバコの煙、満を持して登場する美女など雰囲気を味わうもの。
味より栄養より香りや盛り付けを狙っている作品かな。

最後に出演者について。
なんと言っても、シャーロット・ランブリング!
登場も遅いので、出ている場面は少ないんだけど、まあ、全部持ってちゃうね!(^。^)

この女優さんには、私から(・_・; 二つの称号を与えたい!→偉そうでゴメンなさい

1つは「絶世の悪女賞」
ただ、悪いだけでなく、この女性にだったら、悪事に染まったり、裏切られてもいいや、とさえ思わせる魅力!

もう1つは「最高にいい歳の取り方をしているで賞」

今もって、美しさを保ちつつ、演技者としても頂点に立つ!素晴らしい!の一言です。

最後に出演者でもう1つおまけ。
あるちょー有名なスターさんが端役で出てます!
セリフはありません(^。^)顔は同じです(^。^)
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