kazu1961

ニューオリンズのkazu1961のレビュー・感想・評価

ニューオリンズ(1947年製作の映画)
4.3
▪️JPTitle :「ニューオーリンズ」
ORTitle :「New Orleans」
▪️First Release Year : 1947
▪️JP Release Date : 劇場未公開
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-004 再鑑賞
🕰Running Time : 90分
▪️Director : アーサー・ルービン
▪️Writer : E. K. Shein
▪️MusicD : ※※※
▪️Cast : アルトゥーロ・デ・コルドヴァ、ドロシー・パトリック、マージョリー・ロード、ビリー・ホリデイ、ルイ・アームストロング、ウディ・ハーマン
▪️Review
70年以上前の作品とは思えない今でも輝いているジャズの伝説的な作品!!
1917年のニューオリンズを舞台に、ジャズの誕生を描いた作品です。女性ジャズ・ヴォーカリスト御三家の1人、ヒロイン役のビリー・ホリディが唯一映画出演した必見の作品。彼女の歌と本人役で出演のサッチモことルイ・アームストロングの演奏、全編を当時のジャズがたっぷり楽しめます!
これだけでも音楽映画としては最高のレベル。そしてストーリーはアメリカらしい、ハッピーエンドの立場の違う男女のラズストーリー。そこに当時の人種差別、そこからくる音楽の種類の差別など深淵なテーマもきっちりと描いています。名作たる所以ですね。心が温まります!!

サッチモの台詞が全てを語っています。。。
「皆さんご注目あれ、サッチモとバンドの演奏をお聴きあれ、聴くことを悪だという人々もいる。だがブルースはここで生まれた。ブルースを聴くと足でリズムを取りたくなる。ドアを開けて入ると金管楽器の音がする。他でこの音楽は聴けない。ディキシーの調べに乗って足でリズムを取れ、体を揺すれ、演奏を楽しめば何も失うものはない。胸が熱くなるブルースの演奏でベースが響くのを耳をすまして聴け、ブルースが生まれたニューオリンズで・・・。」

物語は。。。
バーボン・ストリートで賭博場を経営するニックは、黒人ミュージシャンたちの心の拠り所でした。オペラ・シンガーのミラリーと恋に落ちた彼はニューオリンズを追われますが、賭博から足を洗い黒人音楽を世間に認めさせるためにキャンペーンに乗り出すのでした。。。

▪️Overview
『ニューオーリンズ』は、1947年のミュージカル・ドラマで、歌うメイド役でビリー・ホリデイを、バンドリーダー役でルイ・アームストロングをフィーチャーした映画。助演のプレーヤーたち、ホリデイそれにアームストロングが一堂に共演し、あるカップルが恋に落ちて行くようすを描く。(引用:Wikipedia)
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