このレビューはネタバレを含みます
面白かった
サスペンスありのカンフー映画で、あまりカンフー映画に馴染みのないわたしにとっては新鮮だった
五毒の設定の素晴らしさ、それぞれの拳法の個性があって、しかもだれが仲間になるか、そして蠍拳の使い手の正体はといったように話の牽引力があって楽しく観れた。映画が始まってすぐに、ぐつぐつに煮立つ風呂に入る老人が写って、これはとんでもねえなと思った。内容も同じくとんでもないもので、ビザールなものになっている。やたらと人物の死に顔にアップするのは謎のこだわりがあって変な味わいがある
惜しいのは6番目の弟子である主人公の出番が最後にしかないこと。視点がブレて若干混乱した
あと、ガマ拳とヤモリ拳がチートすぎると思うのはわたしだけかな。耳以外に弱点のないカッチカチのガマ拳、相手より高所を取れるヤモリ拳はダントツで強い。ラストの5人での戦いでも圧倒的にヤモリが強い印象だ。高所をとってチクチクやっていれば勝てるから
ちなみにMerauderのFive Deadly Venomsは本作からの引用だ