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奇人たちの晩餐会 USAのAQUAのレビュー・感想・評価

奇人たちの晩餐会 USA(2010年製作の映画)
3.5
仏映画のハリウッドリメイク作品、オリジナルとはちょっと違った展開になります。

【ザックリ物語解説】
出世のために社長にプレゼンし気に入られたティム、最終試験として毎月社長が開催している晩餐会に出席する事に、しかしその晩餐会は社長の趣味により同行者で誰が一番アホを連れてくるのか目利きを試す晩餐会だった。同行者に困っていたティムだが偶然車で轢きそうになった税務署勤務で妻に逃げられネズミの死体を剥製模型にするのが趣味のバリーと出会い、彼を晩餐会に招こうとするのだが・・・

オリジナルのほうは物とかに執着する〇〇バカを対象にしていたが今作のほうはどちらかというと人間性が少し変わっているアホの人を集め揶揄するような傾向にあり、またそれを揶揄する側もある意味ちょっと変わっていて庶民の自分には共感は出来なかった、けど映画自体は面白い。

スティーブ・カレル、オクタビア・スペンサー、ザック・ガリフィアナキスの言動に対しポール・ラッドの真顔でのツッコミ、面白くない訳がない豪華なキャスティングだと思う。

ネズミの模型がとにかく可愛い
相反して腹話術の人形がとにかく怖い

最後の締めはオリジナルのほうがジーンと来たかな。

映画.com参照
フランシス・ベベール監督の仏映画「奇人たちの晩餐会」(98)を、スティーブ・カレル&ポール・ラッド主演でハリウッドリメイクしたコメディ。会社で出世コースを歩むティム(ラッド)はボスが毎月開催する風変わりな晩餐会に出席することになる。その晩餐会とは、出席者それぞれが奇人変人をひとりずつ連れてきて、その可笑しさを競い合うという悪趣味なものだった。ティムは誰を連れて行くか迷っていたところ、たまたま車で轢いてしまった中年男性バリー(カレル)を連れて行くことにするが……。監督は「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズのジェイ・ローチ。

2010年製作/114分/アメリカ
原題:Dinner for Schmucks
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