MikuOshika

ジェシー・ジェームズの暗殺のMikuOshikaのレビュー・感想・評価

3.5
実在したアウトロー、ジェシージェームズの暗殺までの7ヶ月間の話。
ピンとこないジェシージェームズ。
とはいえ
ジェシーへの尊敬と憧れ心からアウトローの仲間入りをした青年ボブ
どんどんいっしょに過ごすにつれ
平気で仲間を裏切り、都合が悪くなれば仲間だったものですら消していく
そんな彼を憎み、ジェシー殺したら馬鹿にしてた奴らに称賛されんじゃね?という思いに駆られ
彼の沼へとハマっていく情緒不安定なケイシーアフレックの表情が絶妙。
怯えながらも必死に繕う日常とジェシーとの距離。
サムロックウェルの存在感も絶妙。
あの小物っぽい機嫌取りをしどうにか真実を隠している表情、流石すぎる。
なんといってもブラピのアウトロー感
あの恐怖のオーラを醸し出し、空気感を一気にかえる演技、凍りつくほど恐ろしい
悲しさも含ませた表情がまたいい。
めちゃくちゃ面白いって訳ではないけれど
観れて良かったと思う作品。
(3人の演技合戦が見事すぎて)
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