MikuOshikaさんの映画レビュー・感想・評価

MikuOshika

MikuOshika

マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.5

やや、年をとり渋みが増したメルギブ。
4年でここまで渋み増すかと
内容が入ってこん。
ハリウッド感がおおいに溢れすぎて
ぶっ飛びっぷりとイカれっぷりが抑えめになってしまった。悲しい。
当時には
わりと
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.7

またしても
まだまだ若いメルギブが
だんだんとケンシロウ化ファッションになりつつイケメンすぎる。
前作、悲しみと怒りを抱え
インターセプターで走り去ったマックスのその後。

前作よりも世界が荒廃し、よ
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.5

メルギブ若すぎて
彼にしか目がいかない。
そして治安激悪の社会
暴走族の荒くれっぷり
暴走族専用に改造されたV8インターセプターがアツい。
愛する人を失い、大切な同僚までも奪われた彼のMADな復讐劇。
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Ryuichi Sakamoto | Opus(2023年製作の映画)

4.5

確かにそこに彼がいた。
あの音と空間
息遣い
確かに、そこに彼がいた。

鍵盤だけが動き
ピアノの音色だけが響く中

そうか彼はこの世にもういない
という喪失感で涙がでた。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.8

チッ、またA24か。
と思いながらあえて観ていなかったけど
いやぁ悔しい。なめてた。
劇場スクリーンでしんみり観たかった。
突然動かなくなってしまった
テクノと呼ばれる
限りなく人間に近いロボットのヤ
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異人たち(2023年製作の映画)

3.9

幼少期に亡くした両親との交流
日本のお盆文化が
ここまで哀愁漂う切ないストーリーになるとは。
どこをとってもいい情景とシーン
悲しみの向こう側の美しさが素晴らしい。

すっかり大人になった息子アダム
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

-

めちゃくちゃ犬神家の一族。

鬼太郎に寄せてきてるのか
犬神家に寄せてるのか困惑してしまった。

思っていたよりも子供向けというより
完全に大人向けだけど
昔から鬼太郎をみていた今大人になった
当時子
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シティーハンター(2024年製作の映画)

-

鈴木亮平がちゃんと冴羽獠だった
ところどころ本家の神谷明さんの声当ててましたよね
そこがまたアニメ愛を感じると言うか
神谷愛を感じると言うか

モッコリダンスでほぼ全裸だというのに
あの体のラインのい
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

3.7

実話を基にした作品。
シチリアの眩しいほどの太陽と、青い空と
男の子の恋。眩しいほんとに。
時代が違えば
幸せな暮らしがあったはずの二人の運命が悲しすぎる。
駆け落ちを決めた二人の美しすぎる表情もみも
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.8

吐き気がするほどの衝撃ラスト。
韓国映画独特の「因果応報」の世界観といい陰湿に巧妙に仕掛けられた罠が驚愕。
一度みたら間違いなく忘れられない映画。

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.8

ロマン溢れる大怪獣大会。
やっぱ怪獣はスクリーンで観るに限る。
無言で表情でコンタクトをとるコングとゴジラの愛嬌が爆発してる
そしてめちゃくちゃスマートにダッシュするゴジラが観れるのもこの作品だけ!
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

ゴジラのヴィジュアル
ハリウッドに寄せにいったんやな
ってこともあり
個人的には好みではあるゴジラの造形。
咆哮ぎわの尻尾から光が上がっていく演出めちゃくちゃ好き。
アカデミー賞で視覚効果賞をとっただ
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.5

思っている2倍スペクタクルがすぎる。
いやぁ〜安倍晴明は
やっぱ野村萬斎なんよなぁ〜とか思いながら
観終わったあとの
山崎賢人、めっちゃ安倍晴明やんって。
キャストが個人的には嬉しい配役で
博雅のちょ
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陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

3.5

野村萬斎がめちゃくちゃ安倍晴明
あの真っ白な狩衣がお似合いで
ボソボソと唱える仕草といい動きといい
思い描いた陰陽師すぎてニヤける。
博雅との出会いと友情の絆が良い
そしてチープなCGの味がいい。
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市子(2023年製作の映画)

3.7

こんな悲しすぎる物語見るんじゃなかった
という感情と杉咲花という俳優の市子への熱量と演じているという彼女の力量が
これでもかというほど
心にグサグサ刺さった。
あんなにも幸せな瞬間が
こんなにももろく
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.6

全てはラストの覚醒のための映画。
ヒーロー映画らしく
きちんと最初と最後で見せ場を作ってくれている演出が良いね。
家族や友人との絆がテーマでもあり
ほんとにジャスティスリーグが働く世界線で活動してるの
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.6

老人無双って心躍る。
物理的にも心理的にも勝るじぃちゃん優勝やん。
捕虜として匿われてた女性たちもこれまたかっこいい。そこに痺れる憧れる。
並んで颯爽と戦う姿には鼻血が出そうでした。
ハリウッド張りの
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

生きている糧と煌めきとは。

日常に落ちているなんでもない風や光
不満はあるけれど
息をし太陽を浴び、空を見上げ、雲が横切り鳥がさえずる
葉がいきいきと揺れ、クラクションや車のエンジン音
風とともに飛
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.7

若かりしジェフブリッジズ渋ぅぅぅぅ!
ひょんな事でリボウスキスイッチが入ってしまったので改めて鑑賞。
元軍人の友人ウォルターの存在と行動が
事を最悪の事態へと発展していく様がなんとも。
このおじさん3
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.9

やっと観れた!
結果やっぱり観て良かった!!
ざっくり周りからも感想は聞いていたけど
想像以上に楽しめた。
まず雑用係のウザしゃべりフラッシュのエズラミラーが大好きになれた。
今作では短髪とウザ無造作
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.6

タイ×韓国ホラー。
韓国ホラーらしい演出とタイホラーのジメジメ感が恐怖を煽る。
祈祷師を代々受け継いでいくという一族の娘の突然の体調不良となにかに憑依され、なにかに蝕まれゆく精神と身体。
わたしも受け
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処女の泉(1960年製作の映画)

3.7

“神とは”

最初から最後まで目が離せない
この世に神は存在するのかしないのか
声をかけ祈っていても
応えてはくれない存在
だけど確かに神はそこで見守っている
どれだけ祈れば届くのか
無宗教の多い日本
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.7

果たしてこれは“最悪”なのか。
自分探しを追求し続けるのはいい事
煮詰まってきたとき、新しいものが見つかったとき、いまのかんじょうを上手くコントロール出来なくなったとき
自分自身の人生だから
決定権は
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プロミス/戦慄の約束(2017年製作の映画)

3.5

タイホラー。結構好きかも。
なんかジメッとした暗さが
どことなくJホラーに近いからかな。

思春期のころの出来事で
生きているのも辛いというあの感情
キャストの演技力がひかっていて良き。
そしてあの二
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シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.5

承認欲求の行く末
史上最強のかまってちゃん
ここまでくると痛々しい。
事あるごとに
注目を浴びたいがために
ちっさい嘘をつく。完全にビョーキ。
でもなんかこんな子いたよなぁクラスに
とか思った。
自分
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トゥー・ラバーズ(2008年製作の映画)

3.5

自身の「女性像」に溺れる男。
メンヘラに寄ってくるダメ男なのか
男の方がとんでもないメンヘラなのか
恋人が出来れば愛し尽くし
別れを切り出され自殺未遂を繰り返すとんでもないホアキンが痛い。
妻がいる男
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オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

3.6

ボブフォッシーの生き様。
ニューヨークのブロードウェイでミュージカル監督を務めるかれの
過酷ながらも幸せに生き抜く波乱万丈の人生。すべてが己自身のショーであり彼の人生である。
恋人のケイティと娘のミシ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

スリルと快感の為に降霊をワイワイ楽しむなんてどういう時代やねん。恐ろしい。
とはいえ、これはこれは。
人間の怖さと憑依の怖さのギリギリの恐怖心を掻き立ててくる作品。
大人になりかけの少年ライリーは意思
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COUNT ME IN 魂のリズム(2021年製作の映画)

4.2

生粋のドラマーたちが語る
ドラマーを超越したドラマーの熱量たるや。
アイアンメイデンのニコをはじめ
レッチリのチャドやフーファイターズのテイラー
70年代〜80年代の若者たちにおおいなる人気があったザ
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シンプル・プラン(1998年製作の映画)

3.5

大金を前に
どんどん狂いゆく歯車と人間関係。
なんの関係もなかったような人物まで
恐怖がゆえに殺してしまったり
事故に見せかけるために殺してしまったり
どんどん泥沼にハマっていく様が良い。
ラストの切
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スペル(2020年製作の映画)

3.4

呪術フードゥーとは。
昔虐待にあい疎遠していた父が亡くなり
妻のすすめで
最後に会いにいこうと自家用ジェット機で故郷へ帰る途中...
立ち寄ったガソスタの違和感と黒魔術などで使う薬品がズラリあったり
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.7

仕事仲間でもあり
精神的にも支えてくれた豚を取り戻す旅。
どれほどの愛情を注いできたのか
なぜそこまで執着するのか
彼の過去がじんわりとあらわになる。
暴力で解決していくかと思いきや
相手の過去を引き
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ゴッズ・クリーチャー(2022年製作の映画)

3.5

アイルランドの冷たさと相待って胸糞。
ここまで人を不愉快にできる作品もめったにない。
息子ブライアン(ポールメスカル)といい
母のアイリーン(エミリーワトソン)といい
ここまで表情で喜怒哀楽を
ぶちま
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.7

いっさいのあらすじを知らずに
雰囲気だけで鑑賞した
けどけど、これは良作ではありませんか!

殺人現場をたまたまカメラに収めてしまっていた中学生と殺人犯の知能戦。
何回どんでん返されるんだといゾクゾク
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.7

金ローを見逃したのでサブスクで。

“真実はいつもひとつ!”が聞けたので
なんかお腹いっぱい。
あまり注目を浴びていなかったような気がするけど
割と声優も豪華で
原作も辻村深月ってことなので
わりかし
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アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.7

多少頭がイカれてるほうが
天才なのかもしれない。
森の奥深くにたつ精神病院へ実地を申し出たオックスフォード大の医学生エドワード

回診でいっしゅんエライザ(患者)に夢中になり一緒に逃げ出そうと企む中
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