ロバート・ダウニー・Jr.とヴァル・キルマーの探偵バディものミステリー。
もともと小悪党な泥棒だが、オーディションに通ったことをキッカケに俳優として探偵を演じることになっちゃった！ な主人公と、演技の参考にと紹介され一緒に行動することになったプロの探偵が、リアルに殺人事件に巻き込まれるストーリー。
ロバート・ダウニー・Jr.、私はドラッグに溺れて落ちぶれていた頃もリアルタイムで見ていたので、今作は徐々にまた映画の仕事が増えつつ、かつての演技派時代とは違う作風に挑戦した過渡期の作品だったんだろうなあ、と感じた。
本格ミステリーながら、コミカルでコメディ要素もあり。
アイアンマンやシャーロック・ホームズを観た今だとロバート・ダウニー・Jr.のアクションやコメディはごくごく普通だけれど、若い頃はそんな印象あんまりなかったんだよー！
ヒロイン役、とっても可愛い！ 誰？ と思ったらミシェル・モナハンだった。金髪だから序盤では気づかなかった。
ヴァル・キルマーは「ゲイの探偵」設定。
ロバート・ダウニー・Jr.との際どいシーンもありつつ、「なぜゲイ設定？」というのは疑問に感じたな… 単に笑いの要素にするためだけだとしたら、ちょっと残念。
とは言え、確かに面白い設定。
シェーン・ブラック監督＆脚本作品として観ると、私はこれ以降の『アイアンマン3』『ナイスガイズ！』が大好きなので、通じるものがあって楽しかった。
キャラクターが魅力的でテンポ良く、ラブあり、エログロもあり、サクッと観られるミステリーで好き！
