NAO141

来来!キョンシーズのNAO141のレビュー・感想・評価

来来!キョンシーズ(1988年製作の映画)
3.8
80年代はキョンシーブームだった!!
なぜあの面白い作品をリブートでもいいからどんどん製作してくれないのかな。
いまの若い世代の方達は〈キョンシー〉を知っているだろうか。アクションホラーコメディという訳のわからないジャンルではあるが笑、最高に格好よくて、怖くて、面白い!そんな作品なのである。
香港映画『霊幻道士』から始まり、それを元にして製作されたのが『幽幻道士』。そして日本での絶大な人気を受けてTBSが出資して台湾で製作されたテレビドラマがこの『来来!キョンシーズ』なのである。当時幼稚園児だったかと思うが、アクションに憧れ、怖さで毛布にくるまり、ゲラゲラ笑った、あの最高の時代と本作に感謝したい!

大ベテランの声優陣が吹替を担当しているが、これが本当に面白い!大真面目な部分と「明らかにそんなこと言ってないだろ…笑」というような適当!?にも感じる吹替がまた最高に笑えるのだ。
特に浩雲役の石丸博也氏が最高だね~。
「浩雲登場!今日も元気だ!」
「嫌いなタイプだ」
「おぉ美人だ→(カエデ)ま、変な顔」
そういえばコウモリ道士もラストに
「あぁ~やだよ~~」
とか駄々っ子のように爆死したね笑。

キョンシーもなかなか魅力的。
中でもやはり〈バンボロキョンシー〉。
桁違いの攻撃力と耐久力、そして指先から光線まで出す(キョンシーでそれありかよ…笑)、そしてある程度の知能もある。何より面相が怖すぎる……。一度戦いに敗れ、〈グレートバンボロ〉として復活するも、たいした活躍もなくベビーキョンシーに拐われる(…いや、連れ去られる笑)。やはりシリーズ通して一番最強なのはベビーキョンシーだな。

まだキョンシーシリーズを観た事がない方、すぐにでもシリーズ鑑賞を!!最高に格好良くて、怖くて、面白いぞ!!
※小さい頃、第一話のチビクロやスイカ頭のある行動にこう思ったものだ。
「へぇ~魚ってああやって釣れるのか~。やってみようかな~。」
男の子はやはりアホで最高だよな!笑
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